ムスメが学校で軽い怪我をしたらしい。上級生のボール遊びのボールが、ブランコに乗っていたムスメの頬にあたったそうだ。担任の先生から電話がかかってきた。
メガネの鼻あてもちょっと歪んでしまったみたいなので、修繕に行かないと。
担任の先生がおっしゃるには、ボウズがムスメの教室に迎えに行って、連絡するのを思い出したそうな。
ボウズ、ムスメのために頑張ってる。
それなのに、ムスメは友達と一緒にお兄ちゃんをからかって、困ってるお兄ちゃんをそのままほうったらかしにして帰ってきた。
なんてことするかな。前にもやっぱり友達がからかってたのに便乗したから叱ったところなのに。またやらかすとは。
こんなにムスメのために頑張ってるボウズを馬鹿にするなんて許せない。どれだけお兄ちゃんのお世話になってると思ってるんだ、と説教し倒して、パパが買ってきた週末スイーツ抜きになった。
スイーツについては、意地悪されたボウズに判断を任せた。
いつも温厚なボウズが「今回はかなり困ったし、簡単に許せないからムスメちゃんのおやつ抜きにして」と言ったのだ。
それだけ相手を困らせて、怒らせてしまったんだとちょっとは判ってくれるといいな。
しかし本当に実感するのは、来年になって、ボウズが卒業していなくなってからなんだろうなぁ。
わたしも、姉のありがたさが判ったのは、かなり成長してからだったし(ムスメのこといえないw)。