ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

やりきれない

母が昨日の朝、電話してきて、スイカが手に入ったから持っていこうか? と言う。
しかし昨日はムスメの保育参観だったので、今日にしてもらった。
お昼ごろに母がやってきて、スイカと、友人の畑でとれたいちごや豆などを持ってきてくれた。
せっかくなのでみんなでお昼ご飯ということになり、出かけた。

その道中で、母の友人が自殺したという話を聞いた。以前日記にも書いたことのある、ちょっと家庭環境が複雑な人だった。
母は一生懸命止めていたらしいが、だめだったみたいだ。
やりきれない思いで一杯だ。
わたしも20年前に友人が自殺していて、その死の間際に接触を持った。
どれだけ言葉を尽くしたって、自殺を決めてしまった人を止めることはなかなかできないんだよね。
自ら死を選ぶぐらいに辛いことがあったんだろう。
でも、そうと判っていても、わたしはその人が、自ら命を絶つ人達が許せない。
いろんなことを理解していても、納得なんてできるか。
自殺すればその人はそれで終わり。けど残された人達は自分の無力感を一生背負って行かないといけないんだからね。

気分を取り直してご飯を食べて、わたし達は一生懸命生きようね、と母と約束したのであった。