ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

最近の成長

週末の日記を書いていないが、ボウズも家族もみんな元気。
ボウズは驚くべき回復力で、土曜日には微熱と平熱を行ったり来たり、日曜日にはすっかりと平熱に戻っていた。
ムスメと同じ風邪(突発?)でもぜんぜん症状が違う。ボウズはそれだけ体力があるし、回復力もいいということだね。まぁ元から判ってたけど、ここまで顕著だと素晴らしい(笑)。

さて、最近ではボウズの精神的な成長がいくつか見られるようになって、おぉ、大人への階段を着実にのぼっているんだなぁと感心している。

まず、周りを見るようになった。
今までは自分の好み、興味のあることしか目に入らずに、迷惑をかけるつもりもないのに迷惑をかけてしまうというところが多々見られたが、めっきり減ってきた。もちろん興奮状態にあるとまだまだ周りが見えないが子供だしこんなもの、という範囲だと思う。
人の感情が判るようになってきたのも、これに付随する成長だろう。

忘れ物が減ってきた。これはわたしが連絡帳をしっかりチェックするようになってからだが。そして探し物も少しずつうまく見つかるようになってきた。今までは足元においてあるものすら見つけられずに泣いていたのが、根気強く探すようになった。
根気強い、と言えば根性がついたなと思う。
まだ自分が苦手と思う(思いこんでいる)分野、特に運動面では根性はあまり見られないが、勉強と、音楽のリコーダーは頑張っている。音楽苦手なのに、しっかり練習するようになった。
この前の辞書で言葉を調べる宿題が、クラスの子の半分ぐらいができていなかったのに自分は頑張ってできた、というのも大きな自信につながっているらしい。
今なら自転車も乗れるようになるかもしれないな。

そして今日、ムスメと一緒にアンパンマンを見ていて、とあるキャラが嫌いだという。
理由を聞いてみると、なんだか見てるのが恥ずかしい、というようなことを言う。
大人が子供番組など見てなんだか気恥ずかしくなる感覚に似たものかもしれない。
ダンナに言うと、「男が女の子向けの漫画やアニメを、なんだか恥ずかしいと思うのとも似てるかも」と。なるほどね~。
でもアンパンマン自体は嫌いでもないし、それなりに楽しんでいる辺りがまだまだ子供なのだけれどね。

さらに、一人称を「おれ」にかえようとしている。
しかしボウズのキャラクターが「ぼく」の方が似合うので、なんか様にならないのである。
まだ「ぼ……、おれ」みたいなところもあるし、気を抜いたら「おれ」のおの字もすっかり忘れてるけれど。

3年生になって、いろいろと変化が見られて面白い。
まだべったり甘えてくるけど、そのうちこれもなくなると思うとちょっと寂しい。今のうちにベタベタしておこう(笑)。