ボウズとムスメが昼寝をしていたのだが、ムスメが突然泣き出して起きた。なんだか悪い夢でも見ていたのか、すごく泣いている。
抱っこしてあやしてもなかなか泣き止まなかったから、よほど怖かったのかもしれない。
さて、落ち着いたムスメは周りを見渡して、お兄ちゃんが寝ているのを発見した。
おもむろにお兄ちゃんに近づいたムスメは、彼の頭をぺしっぺしっと叩いて、わたしを見てにこーと笑った。
それはいつも彼に昼寝を邪魔されている報復なのか?
いや、マジメに考えると、わたしがボウズをしかるときについ頭を軽くぺしっと叩いているのを見ているからだろう。
うわー。ムスメに覚えられたとしたら、気をつけねば。
……しかし寝ている間に攻撃とは、ムスメよ、君も小ざかしいぞ(笑)。