ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

授業参観と教育相談

ボウズの授業参観に行ってきた。今日は算数で、5はいくつといくつからできているか、という内容だった。
ボウズは数に強いので授業の理解は全然問題ないものと思われる。
が。
今日はなんだかずっとごそごそしていた。数の積み木という小さな木のブロックをサイコロのように投げては机の下に落として拾いに行くこと数回。廊下の保護者に話しかけたり。
まぁ楽しそうにやってるし、理解できてるなら今のところ問題ないが、そのうち周りの子からなにやら言われるかも(笑)。
授業が終わってボウズが教室を出た後に隣の席の子から「これボウズくんの、おとしてたよ」と数の積み木を渡された。おいおい、きちんとしまおうよボウズ。

さて、今日は教育相談日で、希望を出しておいたのでスクールカウンセラーとの面談があった。
いろいろとボウズの様子を話すと「通級指導教室に通ってはどうか」と勧められた。
あぁ、普通学級に行ったら通級もありかな、と去年から考えていたから渡りに船だ。
早速担任の先生に相談してみる。
担任の先生も、今のうちから通級に行っておいたほうがいいかもしれませんね、とおっしゃった。

通級は、この曜日のこの授業は通級指導教室に行って先生と一対一、あるいは少数の児童で勉強などを見てもらうシステムだ。
小学校の授業は耳で聞いて判断するところが多くなってくるが、ボウズはまだ視覚面からのアプローチに頼るところが大きい。なのでこれから授業が難しくなってくるとついていくのが難しくなるかもしれない。
勉強に追いつけなくなってから行くと「自分は落ちこぼれたのだ」という意識が子供の中に芽生えてしまうかもしれないので、あらかじめ授業態度に少々難ありで、この先、それが授業を受けるにあたって弊害になりそうな子が通う。
あと、ボウズには静かな環境で指導して集中力を身につけるのがいいかもしれない、という考えもある。一旦集中力が身につけば少々周りにたくさん人がいてもきちんと授業を受けられるようになるだろう、ということだ。

家に帰ってダンナに相談すると、「そういうシステムならいいんじゃないか」と言ってくれたので早速通級に入る手続きを進めよう。
といっても希望したからすぐに通えるわけでもなくて、発達検査を受けたり、子供の状態を見たりで、きっと通うのはかなり後から、なのだろうけどね。もしかしたら「今は必要なし」との判断をされるかもしれないしね。

わたしは別にボウズが勉強ができないとも、この先できなくなる確率が高いだろうとも思っていない。だがボウズにとってよりよい環境で勉強できるならそれが一番かなとは思っている。通級はその一つの案にすぎない。
いろいろと試行錯誤しながら、ボウズが楽しく学校生活を送れればいいな、と思う。