ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

叱ったり褒めたり

今日はボウズの学校の個人懇談日だ。
午前中はボウズの宿題を見ていて、ドリルが順調に進んでいるので褒めた。
で、別に疑ったわけでもなく、本当に何気なく、漢字の方も中間報告としてどんな感じで進んでいるのか見せて、と言った。

ボウズのノートを見てみると、本当に漢字のお手本を映したのか疑わしいほどに誤字が多い。
漢字帳も持ってきて、と言ったらボウズが急にうろたえ出した。
なんだ? と思っていたら、漢字帳だけ見当たらない、と。午前中はそれを見てやっていたのに、今見たら机の上にない、と言う。
なんだそりゃ。とにかく探させるが見つからない。
さっきまでやっていて突然なくなるなんておかしい。
間違って捨てたりということはないだろうから見つかるまで探しなさい、と言うと、とうとう白状した。

実は夏休みに入ってから漢字帳を見ていないらしい。
おそらく学校に忘れているのだろう。
なので自分のノートを見て漢字を書いていたのだ。
そりゃ誤字を見て書いてたら間違うわな。

そんなすぐにばれる嘘やごまかしで保身など、とんでもない。当然きつい雷を落としたのである。
丁度今日個人懇談日でよかった。先生に頼んで教室を調べさせてもらうチャンスだ。

まったく、嘘はいけないが、どうせつくならもっとうまくやれっての。昨日だってプールで学校行ってるんだから先生に頼んでばれないうちに漢字帳を回収することだってできただろうに。

そんなこんなで午後の懇談の時間を迎えた。
まずは通級の懇談。1学期のボウズの様子を聞いて、こちらの様子も話す。
滞りなく終了して、学級の懇談に。
ちょっと前にあった学力診断テストの結果が返って来ていた。
ボウズ、国語がすごくいい点数だった。算数は今一つだったけれど。
すごいなぁ。頑張ったなぁと嬉しくなった。

さて問題の忘れ物の話をして、先生と一緒に教室の机をチェックすると、出てくる出てくる忘れ物の山。
なんじゃこりゃー!(笑)
せっかくテストの点数で気分よくなってたのに。

帰って、忘れ物のことで軽く叱って、テストのことを褒めた。
やれやれ感情の起伏の激しい1日だった。