ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

インフルエンザ

 今日は療育の日なので、昼過ぎにボウズを迎えに行った。
 だが、友達にバイバーイ、という声がいつもより元気がない。もしや、と思って額に手を当てると、熱い。
 一旦うちに帰って熱をはかろうか、とボウズに話していたら、近くにいたバスの運転手さんが聞いていて、職員室に連れて行ってくれた。
 検温したら39度。額を触った感じではそこまであるとは思わなかったから驚きだ。
 問答無用で帰宅。ボウズは念のため隔離だ。早速ダンナの布団は別部屋に移動させた。

 夕方になって病院へ。
 事前に「インフルエンザの検査はじっとしているほうが痛くないから暴れちゃだめだよ」と言っておいたのに嫌がって暴れた(笑)。
 検査の結果がでるまでしばらくかかるのでまずボウズを帰宅させて寝かせておいた。
 結果待ちの間に幼稚園の先生から電話がかかってきた。
 今日は絵の具の作業をやっていて、体の動きを見る機会が少なかったから気付けなかったのだそうだ。給食も全部食べたし、何より朝は元気だったから。
 まぁ30人いるしねぇ。自己申告でもないと気付かないかな。
 それでも気付けなくてすみません、って謝ってくれたよ。そんなのいいのに。先生も同じバスに昨日乗っていたから気をつけてくださいね、と言っておいた。

 病院に結果を聞きにいくと、インフルエンザA型に感染していた。あぁやっぱり。
 同じバスの子のひとりが、同じように昼で帰っていたので、こりゃ同じバスの子らは集団感染の危険があるなぁ。
 お医者様いわく、金曜日まではうつりやすいので家族とも完全隔離。特にムスメには接触禁止だ。土曜日辺りから熱が下がっていれば家族と食事はいいらしい。
 幼稚園はインフルエンザにかかっていたら1週間登園禁止なので、来週の水曜日まではおやすみだ。

 寝室が隔離病室に早変わり。加湿機代わりに濡れタオルを5枚吊り下げ、部屋の中の物はなるべく外に持ち出さないようにしている。食器を洗うのも別、洗面所やトイレのタオルも別にした。
 ムスメは小さいし、大きな病気をやっているので、できるだけうつさないようにしたいところだ。まぁうつるだろう、とお医者様に言われたけど(苦笑)。

 ボウズは食欲もあるし、昼間よりは声もはっきりしている。熱は相変わらず39度台だが、タミフルと解熱剤を飲んだのできいてくるだろう。苦いのに頑張ったね。
 そして、いつもよりさらに甘えん坊だ。いちいち部屋を出るのにボウズに「トイレに行ってくるよ」「おかゆ作ってくるよ」「お薬もってくるよ」とおことわりをしないといけない。
 そして、普段はわたしがどこにいようとあまり頓着しないムスメは、ママをおにいちゃんに取られたと思っているのだろうか、ママー、ママーと廊下で泣いている。ママのとこいきたいよーと泣かれると切なくなるね。

 明日にはせめて37度台くらいまで下がってほしいところだ。
 インフルエンザの異常行動も報告されていて気になるし、今夜は気をつけておかないとね。