ボウズの体操服の名札が外れかけているので縫い直すことに。
この名札、春は実家の母に縫ってもらった。わたしが「名札縫わなあかんねーん。正直めんどいわー」と言っていたら縫ってくれた。
それが洗濯を繰り返すうちに糸がほつれてきて、3分の2ぐらい外れてしまっていたのだ。先日、一度軽く縫い直したが、すぐにほつれてきたのだ。やはりしっかりと縫わないとだめだ。
ボウズのお迎えの後、針と糸を出してきてちくちくちく。
指を刺すこと3回。なんとか縫い終わった。
自分で見ても不揃いなのが一目で判る縫い目。でもがんばった。
わたしは幼い頃から目の病気で視力が弱い。中・高校の家庭科なんて、赤点だ。特に裁縫は。
料理は、味付けにはそれなりの自信はあるが、材料を切るのなんてほとんど手元見えてない。ただ料理は毎日のことなので慣れがある。
裁縫は、今まで逃げてきた。もう、回避できるものなら回避したいもののひとつだ。
しかし、いつまでも母に頼るわけにもいかない。これから子供達が大きくなっていくと、名札やらゼッケンやら、縫わなければならないものが増えてくる。それに簡単なボタン付けぐらいはやっぱりやらねばならないだろう。ボタンが取れたからと服を捨てるわけにもいかないし(笑)。
ちょっと前にシャツの裾あげはできた。なのでゼッケンも頑張った。
綺麗じゃなくてごめんね、ボウズ。
縫い物の最中に、ムスメが興味深そうにこちらを見ていた。
あなたは母よりもうまくなるんだよ。
お母さんに任せるより自分でやったほうが綺麗だ、なんて、わたしにとっては最高のシチュエーションだよ。ぜひ言われてみたい(笑)。
でももうちょっとうまくできるようにしないといけないなぁ。
ほんと、子供らに病気が遺伝しなくてよかったよ。