ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

トラブルだらけ

 朝、ボウズが「昨日ムスメちゃんが作ったカステラ、ないよ」という。

 昨夜ムスメはカステラを作ってくれて、でも本人としてはあまり好みの味ではなかったようで、それならダンナとボウズとわたしで分けよう、と言っていた。

 ボウズとわたしは一口だけ、ダンナは全く食べていなかった。

 なのに、アルミホイルごとなくなっている。

 夜中、お義父さんが冷蔵庫を開けていたのは知っている。

 まさか、あれを一人で食べたのか? とみんなで愕然とした。

 軽くカステラ一本分はあったのに。

 ボウズは大学に行くために寝ぐせのひどい頭をちょっと洗おうと風呂場のドアを開けたら、ドアが半分外れた。

 もうどうしようもないのではずれたのは外に置いて、夜にビニールカーテンでも付けようということになった。

 今日はお祭りだから今直している時間はない。

 さらに、お義父さんのデイケアの時間に玄関まで連れて行こうとしたら「行かない」の一点張りで踏ん張ってる。

 いつもは職員さんが迎えに来たらわりとすんなり出るのに、今日は踏ん張ったままだった。職員さんも驚いていた。

 時間がかかってしまったので平謝りだ。でもこんなに抵抗されたら、みたいな感じで職員さんも「いえいえ大丈夫です」とは言ってくれたが。

 施設についてからも体調が悪ければお風呂も歩行訓練もなし、ということで送り出した。が、結局、落ち着いたようでお風呂にも入ったし、午後からたくさん歩いたようだ。

 さてお祭りの方は、滞りなく進んだ。今日は雲がなかったが風は吹いていたのでそこまで暑くなかった。

 ここだけは何もなくてよかったよ。

 ということで、自治会長の大仕事、3分の2が終了だ。

 そして今日はダンナの誕生日。ステーキとケーキでお祝いした。この辺りでやっと、ほっと息をつくことができた。

 子供達、あれこれ手伝ってくれて、ありがとう。