夕食時、ダンナがキムチを食べていた。
ボウズは「それ、からい?」と聞いている。赤、緑、黄色い香辛料が着いているのは全部からいと思っているようだ。うん、それは結構正しい。
ダンナが戯れに「食べてみる?」と差し出す。いつもは「いや~」と首を振るボウズだが、「大人の味」に興味もあるようで、今日はためらっている。
では少しだけ、といわんばかりに恐る恐る箸でキムチをちょこっとつまみ、自分のお皿へ。
食べたら、いや、舐めるだけで絶対にお茶をほしがるなと思ったので、お茶をコップに用意する中、ボウズは果敢にもキムチを口に運んだ。
瞬間。
「ぶーちゃんぶーちゃんぶーちゃん!」
差し出したコップを急いで受け取ってお茶を飲むボウズであった。
ちなみに、「ぶーちゃん」とは水分のことだ。(主に白湯を指す)
でもその後、キムチの汁がついたご飯を食べてた。汁が少しだけついたのなら平気なようだ。
相変わらず大人っぽい味覚だよ。