ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

涙の持久走

今日はボウズの持久走大会だ。
見に来てほしいと言うので、行ってみることにした。
いつものコースは工事中なので、今年はちょっと違ったコースになっていた。

スタート地点に向かっている子供達に自転車で追い付いて、ボウズに頑張れと声をかけた。
集合場所に保護者の姿が見えないから、今年はみんな忙しいのかな、と思っていたが、スタートの頃にはたくさん集まってきた(笑)。

3、4年生は3.5キロ走る。結構長いよね。コースとしては同じ場所を2周してゴールに入る。
スタートと1周目を見送って、今度はゴール前で待つ。
しかし、ボウズがなかなか帰って来ない。
後から走り出した3年生もあらかた帰って来ているのにボウズがこない。
元々足はあまり速くないが、ここまで遅くもないのにな? と思っていたら、ボウズが泣きながら走ってきた。
両足がすりむけてる。こけたらしい。
痛い痛いと泣きながらゴールした。
どうやら1周目を過ぎたあたりでこけたらしい。前の子を抜かそうとして、ぬれ落ち葉に足を滑らせたんだって。

すぐに消毒してもらってばんそうこうを貼ってもらったけれどしばらく泣いていた。
でもよく頑張ったよ。傷はさほど深くないが広範囲をすってしまってるし、かなり痛そうだったからリタイアしていても不思議ではないのに。
よく頑張ったね。痛かったねと頭をなでていると落ち着いてきた。
学校に戻る道では普通に歩けていたので、ちょっと安心して、わたしはそのまま帰途についた。

帰宅したボウズはもうケロっとしていて、夕方に足は痛くないかと尋ねたら転んだことすら忘れているぐらいだった。
お風呂も普通に入ったし、軽くすんでよかった。

持久走の結果は残念だったけど、ボウズの大きな成長を見られたという点では大満足だ。
こけちゃったのは本当にかわいそうだったけどねー。