ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

母とのんびり

 朝、母から電話がかかってきた。お歳暮でいろいろと頂いたから持っていく、と。
 老夫婦2人だけなのに新巻鮭1匹とか確かに食べきれないよね(笑)。
 他にもビールや白菜(友達の畑でお手伝いしておすそわけでいただいたの)とかも持ってきてくれた。
 その上、昼食も一緒に食べに行こう、おごってあげるよ、とか言われたから喜んでついて行った。だって車に乗せてもらってショッピングセンターまで行ってくれたら買い物もできるし。

 で、ショッピングセンターでお食事しながら他愛のない話をする。

 父が田舎に帰る前に、叔母さん(父の妹)にお歳暮か何かを送ったそうな。
 で、父が田舎についてみると、叔母さんが父にいった。
「頂き物のお礼に(父の家に)電話したけど、(母は)いつかけても出なかった」
 ここで父は妻たる母をフォローすればよいものを、「あいつは俺がいない時は遊び回ってる」と言ったそうな。
 うちでならともかく、小姑にそんなこと言うことないでしょ。
 そしてそれをご丁寧に母に報告した。
 母、呆れて言葉も出なかったそうだ。

 わたしが「別にいいやん。ちゃんと家事してるんだし、たまに遊びに行ったってねぇ。わたしがそこにいたらきっとそう言ってるわ」って言ったら、母は「やっぱり」って笑った。
 どうしてかと思っていたら、どうやら数年前、やはり父が「お母さんは俺がいない間に友達と遊び回ってる」とわたしに言った時に、同じことをわたしが答えたのを母は覚えていたのだ。
 そう言われてみたら、そんなことを実際に言ったかもしれない。
 で、今回のことを父から言われた時に、ここにひかるちゃんがいたら、きっとそう言うんだろうなぁ、って思ったんだって。
 娘ってものは、両親の間で何かあった時、大抵母親の味方だよね(笑)。

 それからちょっとした愚痴とか、おかしな話とかで盛り上がった。
 なんかすごく楽しかった。
 母と2人でのんびりお話って久しぶりだったのもあるかな。

 ムスメが大きくなって結婚しても、やっぱりこんなふうに楽しく語らえる関係でいたいなぁ。
 今からしっかりと母の味方であるように仕込んでおかないと(笑)。