ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

胃の中のもの全部吐いた(閲覧注意)

今朝からボウズはラジオ体操。
なのに6時頃に鼻血をだして目を覚ました。
昼間は出ることが結構減ってきたのだが、夜中や夜明けに出るのは、多分鼻がむずむずした時に無意識で触っているんだろうな。まぁそれは仕方ない。
ラジオ体操に行く時間になって平気そうだったので、あまり熱心に体操しないようにと送り出した(笑)。

帰ってきて、朝食のパンの用意をしていると急に食欲がないと言いだした。
ムスメのをもらっちゃったみたい。それなら食べなくていいよ、と寝かせた。
午前中はわりと元気だったからあまり心配していなかった。ボウズのことを気にかけつつも創作のことを考える余裕もあった。

お昼すぎにお腹がすいたと言うのでおかゆを作って寝室に持って行った。やっぱり眠いというのでしばらく様子を見ていたが、寝る様子はない。
ちょっと食べた方がいいんじゃないか、と勧めてみた。ボウズはあまり乗り気じゃなかったけど食べた方が元気が出るかもよ、というわたしの言葉にうなずいて食べた。
おいしい、と言った瞬間、吐いた。机の上に吐いて、その後はカーペットに盛大に。
カーペットに菌が残ったら、まだうつってないダンナにも感染するかも、とか一瞬で考えてしまって、ここで吐かないで! と思わず言ってしまった。
でもボウズはどうすることもできないで、結局胃の中の物をすべて吐き出したというくらいたくさん吐いて「たすけて」と。
もう、かなりショックだった。
自分がボウズの心配よりカーペットの心配をしてしまったことが。
助けてと口から出るくらいにつらい思いをしているボウズに、ここで吐かないでなんて言ってしまった。
吐かれた瞬間、本気でいらっとした自分が怖い。自分が勧めたからボウズがおかゆ食べて吐くことになってしまったのに、なんて身勝手。これじゃ虐待じゃないか。

ボウズが落ち着いてからトイレに連れて行ったがもうすべて吐いた後なので何もでない。
口をゆすがせて、じぃちゃんの部屋で休ませて、お茶を持って行って、着替えさせて。
カーペットははがして洗った。カーペットなんて洗えばいいのに、ボウズにあんなことを言ってしまった自分がまた情けなくなった。
ボウズには、わたしがご飯を勧めたから吐く事になってごめんね。ここで吐かないでなんて言ってごめんね、と謝った。
ボウズは、うん、いいよ、と言ってくれた。

多分、ボウズは体が丈夫だから大丈夫、という慢心もあったんだろうな。吐いても、そう大したことじゃない、と。ボウズより体が弱いムスメの方は発熱しなかったというのもある。病気を軽く見ていた。
だからまだ感染してないダンナの心配の方が頭をよぎったし、カーペットを洗う手間を思うとトイレでしてほしいとも思ったんだろう。
それからしばらくして熱が40度まであがってしまって、自分の慢心に気付いた。
ほんとごめんねボウズ。

3時間ほどして、ボウズの熱は38.8度まで下がってきた。
でもまだ高熱の範疇だし油断できない。
近所の医者は木曜日は休みなので、ダンナが帰ってきてもまだ熱が高いようならちょっと遠くの総合病院まで行こうか。あそこなら小児科も夜の診察があるし。
じぃちゃんも体調悪いから車出せる状態じゃないとダンナにメールしたら、ちょっと早く帰ってきてくれることになった。
よかったねボウズ。パパがいたら心強いよね。