ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

あらゆる名前に願いがある

今日は通級がない。通級の先生が5年生の林間学校に付き添いで行っているのだ。あいにくの雨で5年生は残念だよね。
ボウズもムスメのお迎えに一緒に行った。幼稚園の先生と久しぶりにあえて喜んでた。

宿題をする前にボウズが、「ぼくの名前、かん字のとおりに読めないって言われた」と悲しそうに言った。
でもボウズの名前はいたってシンプル。そりゃ小学校2年生の知識じゃ、その読み方は判らないだろうけど人名としてはすごく判りやすい。
誰がそんなこと言ったのかと思っていたら、またAだ。くそがk……、いや、口の悪いお子様だ。
ま、ちょっとからかったに過ぎないんだろうけど。

ボウズには、人名漢字辞典を見せて、一般的に読める名前だと説明した。
納得してくれた。
ちなみにAくんの名前の読み方こそ、どうやったらそう読めるんだというもの、というのが、わたしとしては笑いどころ。
でもボウズには「Aくんにそういうこと言っちゃいけないよ」と言っておいた。

親なり祖父母なり、名前を考えた人が、その子の健やかな成長を願って、将来の夢を託してつけた名前をけなすもんじゃない。
ボウズはそんな心のちっちゃな人になっちゃいけないよ。

……でもまぁさすがに、金星とかいて「まあず」とか、間違ってるよそれ的な名前は、もうちょっと勉強してからつけてあげてと思うけど。