ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

間違いなしでできた

ボウズの宿題プリントは、あまりにも毎日おなおしが多いので、「おかあさんがチェックしてひとつも間違いがなかったら、よかったポイントをあげるよ」と約束している。
早く宿題を終わらせたいがために、あまり考えず、みなおさず、ぱぱっとやってしまうので、じっくりとプリントと向き合ってほしい、というのが狙いだ。物で釣るのもあまりほめられた方法ではないが、ボウズには「張り合い」が人一倍必要だとも思うし。

その約束をしてからこの数日、どこか間違ってるし、抜けている。
それを指摘するたびに悔しがるボウズ。悔しがるだけならいいが泣きが入って、うだうだ言うのが困ったところ。
それでも頑張って今日こそはと挑むのだからその根性は大したものだ。

そして今日、ついに間違いなどがひとつもなかった。
ボウズの喜びようといったら、すごいものだ。わたしも嬉しかったよ。
この達成感がまた励みになるといいな。

通級指導教室の先生から電話がかかってきたので、思わずご報告。
先生は「お母さんがそうやってボウズくんの性格とかにあわせていろいろと考えていらっしゃるから、すごいと思いますよ。とっても辛抱がいるでしょう」とおっしゃった。
確かに辛抱はいるけどね。だだこねだしたら落ち着かせて、こちらの言うことを聞くまで辛抱強く語りかけないといけないし。
でも先生の言うように、わたしはのんびり屋でも気長でも、ましてやおっとりなどしていない(笑)。
結構すぐにがみがみ言うしね。面倒くさがりだし、あんまりいい母ではないと思う。
それでも、ボウズに、大切で大好きだということは、伝わってるといいな、と思う。
通級指導教室には3学期から通うことになった。最初は週一で放課後。わたしも付き添うことになる。2年生になったら授業時間内になるらしい。
ボウズのペースで、しっかりと歩んで成長してくれたらな、と思う。成長遅い面だって、いつかは追いつくんだから。