ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

薬を誤飲

ムスメが風邪薬を誤飲した。
夕食後、二人とも薬を飲むのを忘れてテレビを見ていた。しばらくしてから思い出したので、ムスメに「おくすり飲もうか」と言ったらパパのところに行って「のむー」というのでダンナに任せておいた。
ボウズも一緒に行って、彼は自分の分を出して飲み、ムスメはダンナにのませてもらった。
薬をしまって、またテレビなどみて、お風呂にも入って、さぁ寝ようか、となっときに、机の上にボウズの錠剤が入っていたからがあるのに気付いた。
ちゃんとしまっておかないとー、と言いつつ袋を見たら、錠剤が1錠しか残っていない。

慌てて、ボウズとムスメに話を聞いた。
ボウズは決められた3錠しか飲んでいない、と言う。ムスメに聞いても飲んでないと首を振る。
しかし確実に薬はない。
ダンナにも状況を聞いてみたが、やはりムスメしかいない。

厳しく問い詰めると認めた。
近所の医者はもう閉まっているので、川崎病でお世話になった大きな病院に電話をして状況を説明した。
小児科の先生だったが、薬のことなので薬剤師に聞くから折り返す、と言う。一旦電話を切った。
この時点で、薬を飲んだであろう時間から1時間弱。
しばらくして電話がかかってきた。
その薬は、よほど大量に飲まない限り命を左右するということもないし深刻な中毒症状などもないようだ。
服用してから2時間ほどで一番薬が効いてきて、ムスメが飲んだ量だと、強い眠気、胸のむかつきなどがあるかもしれない、と言う。ちょうど寝る時間だから寝かせてもよいが、部屋を明るくして様子を見て、呼吸が浅くなったり顔色が悪くなったりという異変があれば病院に連れてきてください、と言われた。

ムスメ、それから30分もしないうちに寝た。
今のところよく眠っている。顔色もいいし呼吸も安定している。
深夜くらいまで様子を見て、何もなければ大丈夫なのだが。
わたしは目がさえてしまって、今夜はろくに眠れそうにないかな。

まったくもって、親であるわたしとダンナの責任だ。
まさかあんなところに手を伸ばして薬を出して、ましてや飲むとは思わなかった。完全なる油断が招いた事態だ。
ボウズが、甘くておいしいと言ってたので、興味を引かれたのだろうね。もちろんボウズには責任はないのだけれど。

……ムスメ、親の心配を知らずに、すこー、すこー、と気持ちよさそうに寝息立ててる。
このまま教訓話で終ってくれ、頼むから。