ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

学校公開日

今日はボウズの学校の公開日だ。
給食から5時間目までで案内されていたので、給食開始時間に行ってみた。ボウズはちょうど給食当番の週で、今日はおかずをよそう係になったから見に来てねと言われていたのだ。

ついてみたら教室の周りは騒然としていた。
午前中に、藍の生葉染め体験の授業があって、みんなが染めた布が乾かされていたのだが、風で飛ばされたりでてんやわんやになっていた(笑)。
そんな中、ボウズは黙々と役割をこなしていく。きっと早く食べたいんだろうね。

給食は口をつけたら残してはいけないことになっていて、みんなでいただきますの挨拶をすると、続々とおかずを減らしに行く子達が。食の細い子、嫌いな物がある子、理由はそれぞれだ。
そしてやはりそんな中で、ボウズは黙々と食べていた。
さらにおかわりまでしている。すごい食欲だねぇ。好き嫌いがないのは誇らしいよ。

給食を食べ終える頃まで見学して、一旦学校を離れた。買い物をして帰宅して、5時間目の授業を見に行った。
生活の授業で、藍の生葉染めについて話し合った。
みんなとっても楽しそうだった。ボウズもきっちりと発表ができて、見ていて嬉しかった。

廊下には作品展の絵が飾られていた。さて絵のへたくそなボウズはどんなのを描いたのかな、と見てみると、結構うまいじゃないか。もちろん絵の上手な子と比べると見劣りするのは否めないが、ボウズの実力から考えればうまいと思う。
そういえば今回の絵は結構のって描いているようなことを話していたことがあったっけ。やはり好きなものは上手にできるんだね。

しかし、教室の後ろに夏休みの絵日記が展示されていたのだが、ボウズのがない。
ボウズに聞いてみたら、恥ずかしかったから出すのをやめてもらったそうだ。
みんながクレヨンなどで上手な絵を描いているのに、自分のは鉛筆で、ちょっと格好悪いから、だそうだ。
なるほど、みんなのを見て自分の絵日記が見劣りするから恥ずかしかった、ということか。
展示されていなかったのは母としては寂しかったが、そういう感覚って結構大切なんじゃないかな、と思う。ボウズはマイペース過ぎるところがあるから、他の人の目をある程度気にするのは、いいことかな。
しかし一旦気にし出すととことん気にするタイプでもあるので、今度は劣等感の塊になってもらっても困るんだけど。
あぁすればこれが心配、こうすればあれが心配、だね、子育てって(笑)。