ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

切り替え早っ

 ボウズはやはり五月病らしく、朝はちょっと具合がよくないから幼稚園に行きたくないと言う。
 確かにちょっとだけ体調不良だが幼稚園を休むようなものではない。
 幼稚園を休むなら今日の療育もおやすみだよ、と言うと、療育には行きたいというから確実だ(笑)。

 それでも気分を切り替えると、幼稚園には機嫌よく行く。やはり友達がいるというのはプレッシャーにもなるが、励みになるのだろう。
 療育なので13時過ぎに迎えに行くと、門のところに走ってきた。その後ろから女の子もついてきた。どうやら今日はその子と遊んだらしい。
 女の子はボウズが見えなくなるまでばいばーいと見送ってくれているのに、ボウズは頭の中がもう療育の事に切り替ったのだろう、一度だけばいばいと言うともう振り向かなかった。

 療育では、先週よりもちょっと浮ついていて、いつもよりちょっとだけ元気がなかった。
 まあ概ねいい子だったかな。
 先生といろいろと話したが、ボウズは理屈の面では同じ歳の子より理解力が上だが、情緒の面ではいまいちだという。
 どうしてそうなるのか、理屈では理解できるが、感情の面になるといまいちなのだ。
 そして、自分ができない、判らない、ということに対して恐れにも近い嫌悪感を抱いている。
 先生は「おかあさん、さすがよく判ってらっしゃる」というが、そりゃ顕著だから(笑)。
 これからどうやってそういった面を育てていくのかという話をした。来週辺り、ハンドブックをいただけるようなのでありがたいね。
 長期的なことだから、のーんびりやってこ。