昨夜、実家にいる時に姉から電話がかかってきた。
年金の記録が送られてきて確認したのだが、父にも見てもらいたいという。そこで、ファックスで流すことになった。
実家にファックスを設置したのはつい最近のこと。両親とも慣れていない。電話がかかってきても受話器を上げようとしない父にわたしが指示を出した。
「受話器をとって、もしファックスなら、ファックスですとかアナウンスがあるから――」
説明の途中で受話器を上げ耳に当てる父。
そして、一言。
「ファックスです」
自分でファックスですと言うと思ったらしい!
ごめん、むちゃウケた!
「ちがう、ちがう」といいながらとりあえず受話器を引ったくり、耳に当てるとやはりファックスの案内だったので受話器を置く。
もう、そこから腹を抱えて笑ってしまったよ。
普通の電話じゃなくてよかったね、父よ。