ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

個人面談

 行ってきました、ボウズの個人面談。
 ボウズも行くとか言われたが、連れて行くときっと話がなかなかできないので、お留守番を言い渡す。

 ほぼ時間通りに始まった面談。
 先生もわたしも、いろいろと聞きたいことがあって、気がつけば15分のところを30分近く話していた。
 多分それを見越して、一番最後にしたのだろう。

 ボウズは、4月の間はとても手のかかる子だったらしい。何もかもが目新しくて、それを確かめずにいられないらしく、すぐに脱走して興味のあるところに行っていたとか。
 担任の先生は副園長先生から「ボウズくんから目を離さないで」と言われたらしい(汗)。
 それでも最近は、教室から出ないでいることを学んできたようだ。
 ご飯も、いただきます、がなかなか待ちきれなかったり、一人で食べ終わった後は勝手に外に出て行ったりしていたのが、みんなが食べ終わって一緒にごちそうさまをするまで待てるようになって来た。
 彼は一旦、決まりごとを頭に入れたらそれを守るのは得意なので、そのあたりは多分これからどんどん覚えて、大丈夫になっていくだろう。

 製作やSI遊びは相変わらず苦手だが、先生がうまく指導してくれているみたいだ。最初のうちは、出来ないとパニックになって教室を飛び出したりとか(何かと飛び出すやつだ(汗))があったらしいが、最近では先生の指導の下、ゆっくりだが努力するようになって来たらしい。それでもまだまだ集中力に欠けるそうだ。その辺りは療育でも言われたね。
 なので、みんなと一緒にじっくり何かをするということがまだできず、決まった友達はいないらしい。
 でも面倒見のいい女の子達が、なにかとかまってくれているとか。幸せなヤツだ。女の子がボウズの手をつないで一緒に帰ってくるときは、にこにこしているようだ。やはり女の子好きだな。
 そういったところから、他者、特に同年代の子ともとのやり取りを学んでくれれば。

 はさみは好きだが、動きはダイナミックでちょっと危なっかしい。
 クレヨンは最近上手になって来た。絵の具は最初はにおいが嫌いだったらしいが今では大丈夫のようだ。

 先生からは、家での様子や療育のことを聞かれた。療育の先生とは、プライバシー保護の点でなかなか詳しい話が聞けないらしいので、わたしから療育の先生にコンタクトを取ってくださいとお願いされた。早速明日、先生に話をしてみよう。

 何かとスローモーだが、彼は彼なりに幼稚園で頑張っていることがわかって、嬉しかった。
 先生にはこれからもご迷惑をかけてしまうが、そこはさすがベテランの先生。任せて安心だなと思った。
 これからも機嫌よく通ってね、ボウズ。