ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

示談交渉

 朝、交通事故の相手方の保険会社から電話がかかってきた。
 診断書を取ってきたかと問うので、今日取りに行くつもりだと答えると、診断書を警察に渡さないでほしいと相手方がお願いしている、という。

 まあつまり、人身事故ではなくて物損事故として警察と保険会社の介入なしで示談にしてほしいということだ。
 まあ最初からそうしてほしそうな態度ありありだったけどね。

 しかしこちらもいろいろと聞いているので、個人対個人の交渉にはしたくない。
 知人が似たような事故にあい、やはり警察介入なしの示談に応じたところトラブルとなったから、そういったことは避けたい、と答えると「では、私どもが示談の仲介をいたします」ときた。
 示談書や領収証を、保険会社が作成して仲を取り持つというのだ。

 まあ、こちらとしてはしっかりと保障していただき、失ったものを補填する金額を払ってくれればそれでいい。
 今は健康面での後遺症はないが、この先、事故の影響で体に異変をきたした際の保障もきっちりしていただければよい。

 なので、その方向で話を進める返事をした。
 やっぱり警察を介したほうがよいのだろうが……。
 ま、間に保険屋が入るなら個人対個人よりはいいか。