ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

心理相談

 先月、運動教室に行ったときに勧められた心理相談に行ってきた。
 心理相談の先生が、ボウズの行動を見て、どういったタイプの子か、どういった育児をしたらよいのかをアドバイスしてくれるというものだ。

 ボウズは、最初こそ先生に人見知りしていたが、おもちゃがあると判ると、もうマイペースに遊びだす。
 先生はボウズの行動を見ながら、育児についていくつか質問。

 結果、ボウズは「ヘンに賢いから厄介だ」と診断された。
 ボウズは、どうすれば大人が自分のために動いてくれるのかや、自分の能力を把握して、その中でいかに楽しむかが判っているというのだ。
 ただ、すべてにおいてゆっくりペースで成長している子なら、少し様子を見て、という方法でもいいが、知恵、知識、臨機応変さを先に身につけたボウズのような子は、集団生活が楽しいもの、必要なものだということを教えて「スイッチ」を意図的に入れてやったほうがいいというのだ。そうしなければ、いつまでたっても「ボウズワールド」の中で満足して、新しく言葉を発したり、他の人と関わりあいながら成長するということを好んでしなくなるかもしれない、という。
 確かに、言葉で伝えなくてもパパママじいちゃんには通じているもんね。

 こちらの言うことが判っているものだから、親は様子をみて、と思いがちだが、一度しっかりとテストを受けたほうがいいのではないか、と先生は言う。

 わたしも、ボウズが彼独自の世界の中で満足しているかも、とは思っていた。
 やっぱり、きちんと教育を受けたほうがいいかもしれないね。何もやらないよりは、やったほうがいいかも。

 理解力、運動能力などには問題はない。帰る前に自分が散らかしたおもちゃを片付けようとも努力するくらいに、わたしの育児はボウズにきちんと反映されている。あとは、言葉で何かを伝えようとする環境、他の人と一緒になって遊ぶ楽しさなどを教えるとよい、と先生は言う。
 なので、一度先生の教室でテストを受けてみようかなと思う。
 今、ちょうど言葉を話そうとするチャンスかもしれないので、これが生かせればね。