先日受けた国語のテストが返ってきたのだが、漢字の書き取り問題で正しいのに×をされているから先生のところに持って行ったら「書き換えて持ってきても〇にはできないよ」と返されたらしい。
テストの時に悩みに悩んで何度か書き直して、前に書いた跡が消しきれてなかったようだ。
まぁ、それで〇にできないのは、仕方ない。
前の文字が消えきってないから正しいとは言い切れない、というなら判るし、紛らわしいのは訂正できない、というのも判る。
でも理不尽だよねぇ、と同意して、その後すぐにわたしは仕事に出かけた。職場を出て家に帰る時にスマフォをチェックしたら学校から不在着信があった。
この時は、役員をしているのもあって何か役員関係の連絡かな、と思っていた。
そして家に帰ってムスメが食事の時に先の話を家族に聞かせた。
なんと続きがあった。
先生は、ムスメとのやり取りの後に、名前こそ出さないが「書き換えて答案を持ってきても〇にはできません」と黒板に書いてクラスのみんなに注意喚起をしたらしい。
なんだそれは。ムスメと先生とのやり取りが聞こえている子だっていただろうに。
ムスメがズルした扱いじゃないか。
仕事中の不在着信はおそらくこの件だろう。
わたしが出かける前に続きの話も聞けていたらその場で先生に確かめの電話をかけることもできたのに。もやもやする。
多分ムスメは思い出して口にしたくなかったんだろう。
ちょっと落ち着いたから食事の席で言えたに違いない。
ムスメは点数が下がったことよりも、そういう扱いを受けたことの方がショックだ、と言っている。
このムスメの気持ちは、しっかり伝えねばならない。