ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

ボロボロのスモッグ

 ムスメが給食当番で使っているスモッグが、すごくボロボロだった。
 しかもそれが発覚したのが、帰省中に母と姉に言われて、だから二度驚きだ。

 ムスメは、先生に「これは1年間ずっと使うものですから大切にしましょう」と言われて受け取り、先週に当番が回って来てボロボロなのは判っていた。
 で、ムスメは考えた。
 交換できないとなると修繕するしかない。が、ママ(わたし)は裁縫が苦手だ。そうだ、ねぇねならなんとかしてくれるかもしれない!

 考えたムスメはわたしにも何も言わずに帰省の際に自分の鞄に入れておいて、姉に「これぬって」と出したらしい。
 しかしいくらなんでも、あちこちすりきれて破れてるような、使い込んだスモッグを1年間持たせるだけの修繕を施すとなると難しいし、そもそも4月当初からそんなぼろぼろの状態で渡されても、ということで、交換するように言われた。

 母と姉にいきなり「あんた、これ替えてもらわないと」と言われたわたしは、まさに寝耳に水だったよ(笑)。
 話を聞いたら上記のようなことだったので、もちろん学校には交換を申し出ることにした。

 そして連休明けの今日、ムスメからも先生に伝えてもらったが、わたしからも改めて電話をしてみた。
 予備のスモッグがあるのでそれと交換します、とのことだった。よかったよ。

 ムスメなりに一生懸命解決策を考えての判断だったが、母としては、やっぱり一言相談してほしかったよ。
 もちろん、自分でいろいろ考えて決めたということは、すごい進歩なんだけどね。
 あの時はちょっときつく言っちゃってゴメンねムスメ。
 念のためにと繕ってくれた姉も、ありがとう。