ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

挨拶のできる子になって

 ムスメは挨拶があまりできてない。
 機嫌のいい、都合のいい時はいいが、特に悪いことをした後のごめんなさいがなかなか言えない。
 意固地なのと、恥ずかしがりなのもあって、言えないのだ。その都度、きちんと言わないと駄目だよ、と言っているのだが。

 今日、Aちゃんが遊びにきていた。弟君も来ていて、結構好き放題やるのでこっちもイライラしてくる。
 しかし、Aちゃんは結構しっかりしていて、結局夜遅くまでいたのだが(もちろん両家の了承済み)、家にいたダンナにもきちんと「おじゃましました」「ありがとうございました」と挨拶できてる。
 これだけで、やっぱり心象は違うものだ。
 ムスメにもその話をして、咄嗟に挨拶ができる子は、いい子だって思ってもらえるんだよ、と言っておいた。挨拶を損得で考えちゃいけないけど、やっぱり印象いい方がいいことに違いないもんね。

 ところで、人の家のお母さんって、優しそうに見えるものなんだねぇ。
 Aちゃんは、わたしがムスメにきつく叱っている所を見ながらも、ムスメちゃんのお母さんはやさしそう、って言う。叱ってるとこみたのに? と聞いたが、それでもうちのお母さんより優しい、という。
 反対にムスメは、Aちゃんのお母さんの方が優しそう、という。
 まさに隣の芝生は青いってことだねぇ、とちょっと面白かった。