ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

人間関係の壁

今日も近所のお友達が遊びに来ている。
子ども同士、仲良く遊んでいてくれればこちらも安心だし、とボウズの宿題にお付き合いしていたら、下から呼ぶ声が。
ムスメがうーうー言うだけで訳が判らない、と言う。

何があったのか詳しく聞いてみたら、学校ごっこの先生役でなにやらひともめあったらしい。
最初、ムスメと仲良しの子、仮にAちゃんとする、と学校ごっこをやっていて、Aちゃんが先生役だった。
次はムスメちゃんね、と言っていたところ、これまた近所のBちゃんが遊びにやってきた。

Bちゃんも先生役がやりたい、というので、ならばじゃんけんで決めようと言う話になったのでムスメが不満に思ってうーうー言いだしたのだ。
ムスメからすると順番抜かしをされるような感覚なのだろう。しかしわがままを言ってはいけない、泣いてはいけないと言われているので、うー、としか言えなかったのだ。

あとこれは推測だが、仲のいいAちゃんとだけ遊びたかったのだろう。そこへBちゃんがやってきたものだからAちゃんへの独占欲が出たとわたしは見ている。

子ども達だけで解決がモットーでも、まだ小さい子達だし、ここはわたしがアドバイスすることにした。
最初は、Aちゃんの後にムスメが先生役という約束だったのでその順番で、Bちゃんはその後ね、ということで合意がなされた。

しばらくしてBちゃんが先に帰って行って、Aちゃんは相変わらず19時までいた。
こちらも18時を越えたあたりから早く帰るように言うのだが片付けをのんびりやってなかなか帰らない。
わたしも夕食の準備があるからずっと片付けをせかすわけにも行かなくて、結局19時になる。
これは一度相手のお母さんに、遅くまで引き留めているお詫びをしなければ、と、今日はAちゃんを家に送った。

Aちゃんのお母さんも、ご飯の支度の時間と重なっていてきちんと迎えに行けなくてすみません、と。下の子もいるしねー。
仲のいいことはいいことですよねー、とお互いににっこり。

今、人間関係の難しさに直面しているムスメ。
仲のいい子ができたからこその壁だ。
いろいろと経験して、世渡り上手に育ってくれたらいいよね。