ボウズの療育日。今週は半日保育だったので、ボウズが帰ってきてすぐに昼ごはんにして、少し休憩をしたらもう出かける時間だ。
今日は言語の個別療育のある日で、聞き取りテストをした。
先生が質問をしてボウズが答えるというものだ。今まではちょっと判らなかったらすぐにギブアップしていたのに、今日は考える時間をたっぷりとって、彼なりの答えを見出していた。
そして、質問とは関係のないことを1回だけ、ぺらぺらと話したのだが、それ以外では問われたことにだけ答えていた。
わたしは、質問の答えを考えるのに必死だからかなと思っていたが、先生いわく、どうやら先週のグループの時も、今がしゃべっていい時かどうかというのを考えていた模様。
おお。家ではパパとママは話していても遠慮なく割り込んできて、「今パパとママが話しているから後で」とずーっと言われ続けているのに、療育に来ている時はそれが守れているのか。やはり幼稚園の集団生活の中でそのあたりを把握できてきたのかもしれない。
去年までは「言語多動」かと疑われていたボウズだが、場の雰囲気を読むことを覚えてきているのかもしれないね、と先生がおっしゃった。
よかった。このまま育ったらいわゆるKYになりかねないと思っていたのだが、ちょっとずつ、ちょっとずつ成長してくれているんだ。
そしてグループでも、待つときは待つ、先生の指示に従うということがいつも以上によくできていた。
今日はどうしてこんなによくできるのだろう、と考えて、ふと、今日が午前保育だったからいつもよりは疲れていないから、というのも要因のひとつかなと思い当たった。疲れるとどうしてもぐだぐだーっとなってしまうからね。
せっかくよくできたので、今日はよくやったね、と褒めたら喜んでいた。パパが帰ってきたら報告して、「よかったボウズ」ポイントをもらうといいよ。