子供達をつれて買い物に行った。
帰りに、タンポポの綿帽子に気を取られて赤信号の横断歩道を渡りかけたボウズに、心臓が飛び出るほど驚いた。
でもなんとなく、そのまま行っちゃうんじゃないか、という予感もあったので、横断歩道に足を踏み入れる直前で呼び止めることができた。
やはりわが子の注意力のなさを知っているので、直感が働いたのだろう。
信号無視をしかけたボウズには、もちろんその場で一喝。頭をはたいて叱り飛ばした後、あのままだとどうなったのか、とうとうと語っておいた。
命の危機が伴う不注意には、公共の面前だろうが遠慮なく手を出すよ、わたしは。
……命の危機が伴わなくても、結構はたいてるんだけど(汗)。