ボウズを風呂に見送って、お義父さんの部屋でのんびりテレビを見ていた。ムスメの順番待ちだ。
おもちゃ箱からいろいろと取り出して一人で遊んでいるので、様子を見つつテレビも見つつ。
しばらくしてダンナに呼ばれたので、ムスメの服を脱がせて浴室に連れて行った。
あがってくるまでの間にミルクや着替えなどを用意していると、浴室のダンナから声がかかった。
「ムスメの口が赤いんだけどー。唇とか舌とか」
前の病気は唇や舌が赤くなる症状もあった。まさか? と思ったら、次の一言に脱力。
「はんこのおもちゃか何かで遊んでた?」
はぁ、そういうことだったのか。しかし舌まで赤いって。それは別の意味でまずいのでは。
はんこのおもちゃを見つけ出して、手の届かないところにおきなおした。きっとボウズが遊んでおもちゃ箱に入れたんだね。まぁ片付けるのはいいことだ。
あー、びっくりした。