ダンナは、週末によくおやつを買ってきてくれる。シュークリームだったり、ドーナツ(安いとき)だったり、御座候(大判焼きの上等版(笑))だったり。
ボウズはそれを楽しみにしていて、朝「きょう、なにかってくるの?」とダンナに聞いた。ダンナが「何にしようかな」というと、すかさず「ケーキ!」と希望を述べている。ダンナは笑って出かけていった。
さすがに、ショートケーキは単価が高い(笑)ので、今まで買ってきたことがない。
なので御座候あたりかな? とボウズに言い聞かせていたのだが、夕方になっても「ケーキ!」と言うボウズ。
ここまでケーキに拘っているのも珍しい。
さて、夜になってダンナが帰ってきた。手には、ケーキの箱が。
どうしてケーキにしたの? と聞くと、最近、ボウズはいろいろと我慢していることが多いから、ご褒美だそうだ。
ボウズの念がパパに通じたのか、パパの決断がボウズに通じたのかは判らないが、すごく喜んでいるボウズに、パパは「買ってきた甲斐がある」とご満悦であった。