ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

泣かずにいけた

 今日は療育。雨が上がっていたので、帰りまで降らないことを期待しつつ自転車で出かけた。
 少し遅れたと思って部屋をのぞいたら、まだ前の授業中だった。あぁ失敗。マジックミラーから確認すればよかった。

 集団の運動の後に授業。部屋を出て行く前に「ちゃんと見ているから」と言い聞かせて様子を伺うと、今日は泣かずに最後まで授業を受けた。
 あぁ進歩だよ~。

 いつも一緒に走り回っている子がいるのだが、今日はその子と特に仲良くしていた。ボウズの感覚ではお友達に昇格したのだろうか。

 さて、母子分離の間に他のお母さんからちょっと気になる話を聞いた。
 そのお母さんの知り合いで、子供が他の子にいたずらや暴力をしてもまったく怒らないで他のお母さんと話している、という人がいて、地域で有名になっているらしい。
 なんでも、あちこちのサークルや集まりに参加しては、そのような様子なので避けられて参加を見合わせてほしいと遠まわしに言われるほどの人だとか。
 被害者の子のお母さんも、その人と話しているお母さんも、あんまり強くいえない雰囲気なのだとか。
 その人が、もしかしたら療育に来るかもしれないというのだ。しかも、ボウズたちと同じ年の子がいるので、同じクラスになるかもしれないと。

 ……まあもし来たとしても先生たちがいるしちゃんと指導してくれるだろう。
 それでも、目の届かないところもあるだろうから、そのときは、わたしは言うぞ。
 いや、逆に、ボウズが泣かせてしまったりして……。悪気はなくても、興奮すると相手にしがみついたりするからなぁ。(どきどき)