ひかるのおにわ

御剣ひかるの日常と、子供達のこと

プロット組みなおし

 「摩天楼の翳」ROUND4のプロットを組みなおした。連載を始めた今となって、なぜかというと、物語の流れについて考えるところがあったからだ。
 普通、物語の中で主人公が目的を達成させようとするのにさまざまな「障害」があるが、その「障害」の大きさが、始めは小さく、クライマックスで一番大きくなり、それを乗り越えることで解決する、という流れがある。
 書き始める前に組んだプロットでは、結にとっての最大の障害が真ん中あたりにきていた。今回の話は、実はTRPGで遊ばれた2回分の話を、ちょっとずつもらってきてくっつけているのだ。そのシナリオに沿って書くと、どうしても一番大きな障害が真ん中に来てしまっていた。

 が、思い直した。一番大きな障害が最後ではないというストーリー展開はROUND2で(そうしようと思っていたのではないが)やってしまっている。そうそうしょっちゅう基本から外れるのもなんだなぁと思うので、ここはやはり、一番大きな障害は一番最後に持ってきたほうがいいだろう、と。

 なので、事件の解決手順から考え直した。
 矛盾がないようにしなければね。